ご自身が亡くなった時に発生するのは、遺産分割に伴う相続手続きだけではありません。それ以上に量が多く、時間も負担もかかるのが、死後事務手続きです。死後事務は、葬儀・供養の手配から生前にお住まいだったお部屋の片付け、入院先・入居先の費用の精算、各種ライフラインの解約まで多岐に渡ります。
身寄りのない方、ご親族はいるものの頼れない、頼りたくないご事情がある方も少なくない昨今では、生前のうちから「死後事務を誰にお願いするのか」を考えておかなければなりません。そんなおひとり様の死後事務に伴うご不安を解決するのが、「死後事務委任契約」です。
死後事務と相続手続きのちがい
死後に発生する相続手続きは、主に戸籍を用いて預貯金の解約や不動産の名義変更などを行うもので、基本的には相続人でなければ進めることのできない、法律的な遺産分割の手続きを指します。
一方、死後事務は、相続手続き以外に発生するあらゆる手続き全般を指します。
内容としては、葬儀・供養の手配、お部屋のお片付け、ライフラインの解約などといった、基本的には誰でも進めることのできる手続きです。
相続への備えとして遺言書を活用される方も多くいらっしゃいますが、遺言書は遺産分割の指定はできても、死後事務に関しては指定することができないのでご注意ください。
葬儀・供養の手配と墓じまい
葬儀や供養の手配は、死後事務のなかでも特に大切な手続きです。どの葬儀社に頼むのか、どんな葬儀を希望するのか、どのように供養してもらうのか、ご自身の意向を叶えるために、生前のうちからしっかりと検討しておきましょう。葬儀・供養の生前契約も主流になりつつあります。
特に、ご親族がいらっしゃらない方や頼ることのできない方は、葬儀・供養の手配をお願いする人をあらかじめ決めておくことが大切です。
また、ご自身が亡くなることで先祖代々のお墓を管理する人がいなくなってしまい、お墓の管理を継続することが難しい場合には、「墓じまい」も併せて検討しましょう。
お部屋の片付けと遺品整理
生前にお住まいだったお部屋の片付け、家財道具の整理や処分、遺品整理についても事前に考えておきましょう。家財道具の処分方法について何も決めないままでは、残されたご家族やご親族、入居していた施設の方などに大きな迷惑をかけてしまうかもしれません。
さらに、お部屋の片付けを頼めるご親族がいないという場合、生前のうちに何も準備しないでおくと、家財道具の整理・処分が行われないまま放置されてしまい、さまざまなトラブルの火種になる恐れもあります。多くの人に迷惑をかける事態を避けるためにも、あらかじめ確認していきましょう。
死後事務に伴う不安は「死後事務委任」でお任せください
いきいきライフ協会アンド ユーでは、おひとり様の身元保証・死後事務に精通した専門家「身元保証相談士」が、宇都宮エリアのお客様の葬儀・供養に関する生前準備を「死後事務委任契約」を通じてサポートしております。
身寄りのない方、さまざまな事情により親族には頼れない・頼りたくない方は、葬儀や供養をはじめとした死後に必要となるさまざまな事務手続きも、ご自身の遺した財産の分割も、誰にお願いするのか、生前のお元気なうちから決めておかなければなりません。
「らくしご」は最低限の費用で死後事務に対応！
いきいきライフ協会アンド ユーへご相談いただく中で、「入院や施設入居の予定はないけど、葬儀供養の手配やお部屋の片付けをお願いできる人がいなくて不安…」「死後事務を依頼したくても、費用をすぐに工面できない…」というお声をいただくこともあります。
いきいきライフ協会アンド ユーでは死後事務についてお悩みの皆様にお応えできるよう、最低限の費用で葬儀供養の手配やお部屋の片付けに対応する簡易的な死後事務パッケージ「らくしご（らくらく死後事務委任契約）」をご用意しております。
いきいきライフ協会アンド ユーでは、「らくらく死後事務委任契約（らくしご）」をはじめとして、宇都宮の皆様の亡くなった後のご不安を少しでも軽くできるよう、死後事務や身元保証などに関する法的文書の作成にも対応できる身元保証相談士1級を有する士業事務所（司法書士、行政書士）と連携し、さまざまなサポートをご用意しております。
宇都宮の皆様に安心した余生をお過ごしいただけるよう、いきいきライフ協会アンド ユーがお力になりますので、まずはお気軽にいきいきライフ協会アンド ユーの初回無料相談をご利用ください。
